鎌倉ポエトリーフェスティバル 詩を

10月の1か月間、鎌倉各所で詩のイベントが開催される「鎌倉ポエトリーフェスティバル 詩を」(通称 詩をフェス)が今年も開催されます。
「詩をフェス」のプログラム全体については公式サイトをご覧ください。
ここでは港の人が関わっているイベントをご紹介します。イベントによって予約方法が異なっていますので、ご注意ください。

*トークイベント「祈りと詩、ドナウの光――ルーマニアとセルビア」
*トークイベント「中国現代詩の魅力 翟永明(ツァィ・ヨンミン)の世界」
*シンポジウム「世界の詩を、ここへ ロシア、アラビア語世界、アフリカを中心に」
*古書市「詩の古書市 in 鎌倉 2026」
*展示「Typo Type in 鎌倉」
*朗読会「素潜り旬 ポエトリーリーディング」
*トーク&句会「定型と自由のあいだ――俳句と自由詩、それぞれの可能性」
*インスタレーションとパフォーマンス「「土着と越境」記憶の地層・詩をまとう衣(きぬ)」


祈りと詩、ドナウの光――ルーマニアとセルビア

ドナウ河が結ぶルーマニアとセルビア。歴史の波から生まれた現代詩という贈り物。
ルーマニア詩人、リュビツァ・ライキッチ詩集『私にそそぐ柔らかな光』(阪本佳郎訳)とセルビア詩人、ヴォイスラブ・カラノヴィッチ詩集『光の記』(山崎佳代子訳)の刊行を記念して、トークイベントをおこないます。
リュビツァ・ライキッチさんと声楽家のドラガン・オラリウさん、セルビア在住の詩人であり翻訳を手がけた山崎佳代子さん、ルーマニア文学者で翻訳の阪本佳郎さんをお招きし、詩と歌のひとときをもちます。

日時:10月24日(土) 13時30分開場 14時開演
会場:早見芸術学園4F-141教室(鎌倉市小町1-2-16、鎌倉駅東口改札徒歩1分)
出演:リュビツァ・ライキッチ(詩人)、阪本佳郎(ルーマニア文学)、山崎佳代子(詩人)
ゲスト:ドラガン・オラリウ(声楽家)
参加費:2000円
定員:80名
予約申し込み:港の人オンラインストアで電子チケットをお買い求めください。申し訳ありませんが、40円(チケット代の2%)の発券手数料がかかります。
主催・問い合わせ先:港の人 info@minatonohito.jp
後援:早見芸術学園

リュビツァ・ライキッチ(Raichici, Liubița ‒ Рајкић , Ёубица)

ルーマニアのベロブレシュカ(カラシュ=セヴェリン県)出身の詩人。ドナウ川沿いのモルドバ・ノウアで生まれ、レシツァを拠点とした後、現在はティミショアラで活動している。セルビア語とルーマニア語で作品を発表するバイリンガルであり、翻訳家、博士(文献学:学位論文「ヴァスコ・ポパ──積分の厳密性」)。ルーマニア作家連盟、セルビア作家連盟、セルビア共和国科学芸術技能イノベーションアカデミー正会員。ルーマニア議会の上院下院においてカラシュ=セヴェリンのセルビア人コミュニティ代表として活動、1989年の革命後初の議会で選出された6人の女性議員のうちの1人であった。
30冊以上の著作をルーマニアとセルビアで出版しており、その詩は、日本語、ハンガリー語、ポーランド語、英語などに翻訳出版されている。ルーマニア語とセルビア語を橋渡す翻訳作品は一千タイトルにのぼり、中でもセルビアの詩人P・P・ニェゴシュの叙事詩『小宇宙の炎』(Luča mikrokozma)やヴァスコ・ポパ全集が重要な作品として挙げられる。2022年には、積年の功績が讃えられ、ムンドゥス・アルティウム文学賞を受賞(アメリカ合衆国テキサス州ダラス)。国際詩祭「詩の門」の発起人兼ディレクターであり、同詩祭に招聘された山崎佳代子をはじめとする日本の詩人とも交流が深い。

山崎佳代子

詩人・翻訳家。1981年よりベオグラード在住、日本語とセルビア語で創作。1995年より10年間、ベオグラード難民支援団体Zdravo da ste(ずどらぽ・だ・すて)で詩のワークショップを展開。詩集に『海にいったらいい』(思潮社)『黙然をりて』(書肆山田)ほか。エッセイ集に『パンと野いちご──戦火のセルビア、食物の記憶』(勁草書房、紫式部賞)、『そこから青い闇がささやき』(ちくま文庫)、『ドナウ、小さな水の旅──ベオグラード発』(左右社)、『ベオグラード日誌 増補版』(ちくま文庫)など、翻訳書にダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』(東京創元社)など。昨年、詩をフェスでは、「言葉を失うとき詩がたちあがる──ヤセノバッツ強制収容所の記憶」について詩の朗読と講演した。

阪本佳郎

京都芸術大学美術学部文芸表現学科専任講師。専門はルーマニア亡命者たちの文学、精神史。北米・ハワイにおける移民、先住民の精神史。著作に『シュテファン・バチウ―ある亡命詩人の生涯と海を越えた歌』(コトニ社、2024)、編者として、MELE-ARCHIPELAGO, Howage to Ştefan Baciu, for the poet’s centennial anniversary (Editera Archipelago, 2019)がある。


中国現代詩の魅力 翟永明(ツァィ・ヨンミン)の世界

中国現代詩の代表詩人のひとり、翟永明(ツァィ・ヨンミン)は文化革命以後の1984年、第一詩集『女(原題「女人」)』によって登場、詩人独自の抽象的な表現によって、女性の立場、運命のあり方を問いながら、女性の生命の輝きを率直に描いた。当初の発行部数はたった20部だったが社会に大きな衝撃を与えた。この詩集のもつ意義や翟永明(ツァィ・ヨンミン)さんの歩み、その世界の魅力を、翻訳家のあわやのぶこさん、但然さんにお話しいただきます。

日時:10月18日(日) 18時開場 18時30分開演
会場:まちの灯り 映画館(鎌倉市由比ガ浜1-3-3由比ヶ浜ビル2F、江ノ電和田塚浜駅徒歩4分、鎌倉駅西口改札徒歩7分)
出演:あわやのぶこ(翻訳家)、但然(翻訳家)
参加費:2000円+ワンドリンクオーダー
主催・予約申し込み:港の人 info@minatonohito.jp

翟永明

但然(Dan Ran)

中国青海省生まれ。青海師範大学文学部を卒業後、新聞記者として活動。1992年に来日し、お茶の水女子大学大学院で中国現代詩を中心に比較文化の研究で、博士課程満期修了。松蔭大学コミュニケーション文化学部准教授を経て、フリーランスの通訳・翻訳家。
大学時代から詩を書き、中国の大学間での詩人ネットワークでも活動。来日後も日中の詩のシンポジウムなどで通訳を務め、現在は早稲田大学、成蹊大学などでも教えている。

あわやのぶこ

静岡県伊豆生まれ。東京女子大学で英米文学、RI奨学金を得て南メソジスト大学留学。東京女子大学大学院コミュニケーション専攻修了。ジャーナリスト活動の後、再渡米、アジア系アメリカ紙「International Examiner」や国連協会の編集に関わる。大学でジェンダーを含む異文化コミュニケーションを教え、「Re-Imaging Japanese Women」(共著・カルフォルニア大学バークレー出版局)を含め、訳書著書多数。
2007年より生家「知半庵」(国登録有形文化財)でアートプロジェクトを始動。現在、伊豆アートセンター「知半庵」代表として地方文化再生を担う。


世界の詩を、ここへ 
ロシア、アラビア語世界、アフリカを中心に

滅びと終末の気配が色濃く漂うこの星の上で、詩は今、どのようにして書かれ、読まれ、私たちひとりひとりの魂と社会に関わっているのか。ロシアで生まれ、スペインやイギリスを経て日本に辿り着いた詩的高等遊民アレクサンドラ・プリマックさん、カイロ大学で日本文学を学んだ後、現在は語りのパフォーマティヴィティや翻訳の不可能性について研究するサラ・シルウィーディーさん、ルワンダを中心に文化人類学の視点から詩と現実の関係を探るふくだぺろさん、そして欧米やアジアの詩人たちと長く交友を結んできた異端の現代詩人四元康祐さんが、世界の詩の息吹をお届けします。

日時:10月10日(土) 13時30分開場 14時開演
会場:浄智寺書院(鎌倉市山ノ内402、JR北鎌倉駅徒歩8分)
出演:アレクサンドラ・プリマック(ロシア、詩人・作家)、サラ・シルウィーディー(エジプト、日本文学研究者・翻訳者)、ふくだぺろ(詩人・アーティスト・マルチモーダル人類学者)、四元康祐(詩人)
参加費:2500円
参加申し込み:こちらのフォームへご記入ください。
主催:LLPうみまちガレージ・詩をフェス実行委員会・港の人
協力:浄智寺・鎌倉ペンクラブ

アレクサンドラ・プリマック(Aleksandra Priimak)

ロシア生まれ、ヨーロッパ育ち。スペイン、イギリスに住んで、2018年に日本に移住する。University College Londonでロシア詩人のヨシフ・ブロツキーを研究、上智大学で太宰治の作品を研究した。在学中ロシア語で詩や記事を執筆して、雑誌『新世界』等に掲載される。2016 年にロシアの若手詩人賞受賞。現在は出版社に勤めながら、日本文学とロシア文学との繋がりを回復することを目指して、翻訳や執筆に従事している。夢は日本の小説家になること。

サラ・シルウィーディー(Sarah Sherweedy)

カタール・ドーハ生まれ。エジプト出身。カイロ大学文学部日本語日本文学科を卒業後、東京外国語大学大学院総合国際学研究科にて博士号(学術)を取得。現在の所属: 東京外国語大学非常勤講師・特別研究員、拓殖大学非常勤講師など。太宰治を中心とした日本近代文学、作品における「語り」の構造や夫婦像、他者化、パフォーマティビティ(言語行為論)についてをおもに研究。代表的な論文・研究に「太宰治の『おさん』における〈夫婦像〉」「太宰治の『父』と『桜桃』における「自己他者化的な語り」と「義」」がある。研究活動だけでなく、アラビア語・日本語・英語にまたがる翻訳の可能性を模索しており、朝日カルチャーセンターなどで「日本語から英語へ・文学翻訳ワークショップ」の講師を務めるなど一般向け講座も担当。パレスチナ関連では2026年6月に、ガザの現状を伝える短編アニメーション映画『ガーゼ』の上映イベントを企画・登壇し、表現と表象の問題について議論を主導。

ふくだぺろ

詩人、アーティスト、マルチモーダル人類学者。京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科特別研究員。テクスト、ドローイング、写真、映画、インスタレーションなど様々なモードを駆使して、「現実」がどう集合的に作られるのかを探究する。代表作にマルチモーダル民族誌『平等主義暴力』、詩集『flowers like blue glass』、インスタレーション『Cyberpunk武蔵明王」など。現在はグローバリゼーションと間大陸的想像力、鯖存在を探究する第2詩集『how to eat a mackerel(仮)』を準備中。

四元康祐

詩人。1959年生まれ。詩集に『世界中年会議』(第3回山本健吉文学賞、第5回駿河梅花文学賞)『噤みの午後』(第11回萩原朔太郎賞)『日本語の虜囚』(第4回鮎川信夫賞)、詩文集に『フリーソロ日録』『龍に呑まれる、龍を呑む 詩人のヨーロッパ体験』、小説に『前立腺歌日記』『偽詩人の夜にも奇妙な栄光』、文芸批評に『谷川俊太郎学』『詩人たちよ!』『詩探しの旅』、翻訳にサイモン・アーミテージ『キッド』(栩木伸明と共訳)『ホモサピエンス詩集』、編訳に『ミャンマー証言詩集 いくら新芽を摘んでも春は止まらない』ほか著書多数。


詩の古書市 in 鎌倉 2026

詩集、詩論、詩人によるエッセイなど、詩に関係する書物1000冊が一堂に会する古書市。会場である長谷の古民家カフェvuori(ブオリ)、古書市のみの入店も可能ですが、人気メニューの数々もぜひお楽しみください。会場では展示「Typo Type in 鎌倉」も開催しています。

日時:10月8日(木)から25日(日)12時から17時
    ※10/13(火)、14(水)、19(月)、21(水)は休み 
会場:café vuori 2F(鎌倉市長谷1-15-1、江ノ電長谷駅から徒歩4分)
主催・問い合わせ:港の人 info@minatonohito.jp

●参加古書店

・公文堂書店(鎌倉)

創業昭和十五年、鎌倉で一番古い古本屋です。白っぽい本から黒っぽい本まで、ほぼ全ての分野を扱います。中でも鎌倉関係は、歴史・文学・芸術・絵葉書・地図・日々の暮らし等等、よそにはない品ぞろえ。蔵書の整理・処分のご相談も承っております。

・くんぷう堂(鎌倉)

鎌倉駅西口から徒歩7分、緑の多い静かなところにある元画家のアトリエだった一軒家の古本屋です。家でくつろぐようにじっくりと本をお選びできます。趣味の本から暮らしに役立つ本のほか、女性史や女性作家の本も取り揃えております。

・今小路ブックストア(鎌倉)

鎌倉駅西口より徒歩4分。中原中也最後の住居となった寿福寺のすぐ近くです。中也関係の書籍は充実しています。映画関係、紀行、文学、哲学、サブカル等を取り揃えています。

・海と本(鎌倉)

「Books & Gallery 海と本」は、鎌倉・長谷にある小さな本屋兼ギャラリーです。アートブックや写真集、絵本を中心に、そばに置いておきたくなる一冊や、大切な人に贈りたくなる本を取り揃えています。

・汀線(三浦)

神奈川県三浦市にある古本屋「汀線」です。普段は通信販売と催事を中心に販売していますが、毎月1週間ほど店舗をオープンしています。オープン期間はWEBサイト又はSNSで随時更新しています。

・中島屋書店(横浜)

26年間神保町の古書店で修業し、横浜で独立開業して5年目です。主に通信販売で営業しておりますが、古書催事にも参加しております。和洋を問わず、戦前の文学書と明治〜現在の思想書を主に扱っています。

・おほりばた文庫鐙堂(伊勢原)

小田原城のお濠端で通販、催事を中心とした古書籍商を開業し、現在は地元であります大山詣りの麓の町伊勢原で小さな古書店を開いて5年が経ちました。おかげさまで県央地区で数少ない実店舗の古書店としてお馴染みのお客様にも恵まれ営業しております。

・七月堂(豪徳寺)

1973年創業。世田谷区にて、主に詩の出版社として営業中。2016年からは事務所に併設した書店「七月堂古書部」にて、自社本の他、古本、詩歌にまつわる新本などを取り扱う書店を開店。

・詩をはじめる本屋 蒼枯(東中野)

詩を読んでみたい人、書いてみたい人のための本屋です。店主が詩を通して自分と向き合えた経験を出発点に、選書やイベント、展示を通して、詩に出会い、語り合える場をつくっています。JR東中野駅すぐ。月曜定休。

・suiran(群馬)

群馬県を拠点にする古本屋。特定の時間や空間に向けた古本の選書、また、古本の販売が主な活動です。月に数回「本屋の日」として、自宅の書架を公開し、本と過ごす時間をみなさんと楽しんでいます。


素潜り旬・澤村貴弘のタイプライター/コンクリート・ポエトリー展「Typo Type in 鎌倉」

二人の詩人、澤村貴弘と素潜り旬による視覚詩の展覧会を開催します。本展では、縦横無尽に文字を配置した視覚的な詩の世界をご紹介します。澤村さんが手がける「コンクリート・ポエトリー(具体詩)」と、素潜り旬さんが打ち込む「タイプライター・ポエトリー」。デジタルとアナログの表現手法を往還しながら立ち現れる豊かなポエジーをぜひお楽しみください。
会場は「詩の古書市」の会場でもありますが、会期が少し異なっているのでお気をつけください。

日時:10月11日(木)から25日(日)12時から17時
    ※10/13(火)、14(水)、19(月)、21(水)は休み 
会場:café vuori 2F(鎌倉市長谷1-15-1、江ノ電長谷駅から徒歩4分)
主催・問い合わせ先:港の人 info@minatonohito.jp

素潜り旬

詩人。1992年生まれ。大阪在住。詩を書くことと身体性の伴う劇的なポエトリー・リーディングをほぼ同時にはじめる。『自画像と緑の光線、アワー・ミュージック』(港の人)が第31回中原中也賞最終候補。他の著書に『パスタで巻いた靴』(港の人)、散文集『惜しみなく詩を書くときには』(私家版)など。

澤村貴弘

詩人。1992年京都生まれ。2011年より詩作を開始し、2014年からは具体詩/視覚詩の制作および展覧会等での発表を行う。主な掲載誌に『Tokyo Poetry Journal』、フランスの国際詩誌『Doc(k)s』等。文学における視覚表現を探求し、言葉の新たな読みの可能性を切り拓く作品制作を続けている。

澤村貴弘「見る」
素潜り旬「Nouvelle Vague」
「Typo Type 2」(2026年6月、京都)

素潜り旬 ポエトリーリーディング

『パスタで巻いた靴』『自画像と緑の光線、アワー・ミュージック』(共に 港の人)の大阪在住の詩人、素潜り旬さんによるエモーショナルなポエトリーリーディング、昨年に引き続き今年も開催されます‼︎

日時:10月12日(月・祝) 18時30分開場 19時開演
会場:カフェエチカ(鎌倉市雪ノ下1-4-32、鎌倉駅東口改札徒歩7分)
参加費:2000円+オーダー
予約申し込み:カフェエチカ chidatetsuya@icloud.com
問い合わせ:カフェエチカ 千田 chidatetsuya@icloud.com 
      もしくは070-6528-4628

素潜り旬

詩人。1992年生まれ。大阪在住。詩を書くことと身体性の伴う劇的なポエトリー・リーディングをほぼ同時にはじめる。『自画像と緑の光線、アワー・ミュージック』(港の人)が第31回中原中也賞最終候補。他の著書に『パスタで巻いた靴』(港の人)、散文集『惜しみなく詩を書くときには』(私家版)など。


コバカバみんなの句会スペシャル
定型と自由のあいだ――俳句と自由詩、それぞれの可能性

鎌倉で人気の朝ごはん屋さん「COBAKABA」では、定期的に句会が開かれ、自由に俳句を楽しむ人たちが集っています。今回はスペシャル企画として、俳人・詩人として活躍する佐藤文香さんをお迎えしてトークと句会が開催されます。
十七音という限られた器で生まれる作句と、形に縛られず広がる自由詩。一見対照的な二つの表現は、どのようにつながり、響き合うのでしょうか。俳句と詩の両方を書き続けてきた佐藤さんとともに、「定型」と「自由」のあいだを見つめながら、そこから見えてくることばとリズム、そして俳句と自由詩それぞれの可能性を対話を交えて探ります。
トーク終了後は、参加者による句会が開催されます。初心者の方もお気軽にご参加ください。

日時:10月17日(土) 15時30分開場 16時トークイベント開演 17時句会 18時30分句会終了 19時閉会
会場:朝食屋コバカバ(神奈川県鎌倉市小町1-13-15、鎌倉駅東口改札徒歩3分)
参加費:2500円
定員:20名
予約申し込み・問い合わせ:朝食屋コバカバ cobakaba@gmail.com  もしくはinstagram DM @cobakabaにて。
主催:朝食屋コバカバ
協力:港の人

佐藤文香

詩人・俳人。兵庫県神戸市、愛媛県松山市育ち。高校時代に俳句甲子園で優勝。句集『海藻標本』で第10回宗左近俳句大賞、詩集『渡す手』で第29回中原中也賞を受賞。句集に『海藻標本』『君に目があり見開かれ』『菊は雪』『こゑは消えるのに』、編著に『俳句を遊べ!』『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』など。


「土着と越境」記憶の地層・詩をまとう衣(きぬ)

港の人より『土着と越境』を出版した舞台衣裳家のさとうみち代さんの作品世界を知ることのできるイベントです──
「衣」は忘れ去られてしまった土地の詩(うた)を呼び覚ます。「納屋」と呼ばれるユニークな来歴を持った古民家を「間(あわい)の森」に見立て、映像詩、衣裳展示、ダンスとピアノのライブパフォーマンスといった、言葉が三次元の空間に拡張される「詩をフェス」ならではのインスタレーションを展開します。会場で港の人の詩集などの展示販売もおこないます。

日時:10月17日(土)・18日(日) インスタレーション11時から17時、ライブパフォーマンス13時30分から/16時30分から
会場:納屋(鎌倉市御成町13-27、鎌倉駅東口改札徒歩3分)
参加費:無料(投げ銭)
出演・スタッフ:佐藤典之(映像)、 映像音楽:吉野裕司(映像音楽)、さとうみち代(テキスト、衣裳)、前田新奈(パフォーマンス)、松本有加(ピアノ)、佐野絵里子(イラスト)
問い合わせ:佐藤典之 090-8565-0556  winkle6401@gmail.com