第17回 シアターカイ 詩のカイ
平石耕一(作家・演出家)
「ブレヒト」
終了しました
私は、ブレヒトとは高校の時から近づいたり離れたりしてきて、今では私の骨の髄にまでなっている。もうほとんどブレヒトを意識しないでブレヒトの手法を用いているところ、随所にある ──平石耕一
平石耕一
1955年福岡県生まれ。日本大学農獣医学部卒業。劇作家・津上忠に師事。趣味は、山歩きと料理。東京芸術座・文芸演出部(1880年~1999年)を経て、2001年、平石耕一事務所設立。
安藤昌益を描いた『自(ひと)り伝』、『拳 KEN 写真家・土門拳の物語』、韓国の独立運動家・尹奉吉義士を描いた『熱(ほとぼ)り』などを作・演出。
また、演劇集団円、劇団東京芸術座、劇団銅鑼、劇団俳優座、劇団文学座、劇団民芸などに書き下ろし、演出している。
ベルトルト・ブレヒトについて
1898-1956
ドイツの劇作家・詩人・演出家。
シアターXでは、2003年9−12月と2004年7月―2005年4月に「ブレヒト的ブレヒト演劇際を開催した。イスラエルの演出家ルティ・カネルによる演出、主演・吉田日出子による『母アンナ・フィアリングとその子供たち』が2年にわたる演劇祭の掉尾を飾った。
日時
2023年6月12日(月曜日)19時より
場所
シアターカイ 劇場ロビー www.theaterx.jp
墨田区両国2-10-14
JR総武線「両国駅」 西口徒歩3分
地下鉄都営大江戸線「両国駅」 A5出口徒歩8分
参加費・申込み
参加費500円(当日、会場にてお支払いください)
申込はシアターカイへ。
03-5624-1181
info@theaterx.jp
これまでの「シアターカイ・詩のカイ」
第1回
2020年11月30日
「詩は生き延びるよすがとなるのか──マンデリシターム、アフマートワ、石原吉郎、その他」
斉藤毅(ロシア文学者)
第2回
2021年3月13日
「いま、W・B・イェイツを読む」
栩木伸明(アイルランド文学者)
第3回
2021年5月31日
「詩と数学の接続」α
平出隆(詩人)
第4回
2021年9月6日
「ヴィソツキーとオクジャワ──ロシア「抵抗する歌声」の文化」
日向寺康雄(中央大学・早稲田大学講師)
第5回
2021年10月25日
「詩と数学の接続」β
平出隆(詩人)
第6回
2022年1月17日
「詩と数学の接続」γ
平出隆(詩人)
第7回
2022年4月3日
「詩を“読む“」
金田誠一郎(俳優)
第8回
2022年5月10日
「『離火』出版記念 四方田犬彦朗読会」
四方田犬彦(詩人・評論家)
第9回
2022年6月26日
「詩の食べ方」
アーサー・ビナード
第10回
2022年10月25日
「詩が生れるとき」
石川逸子
第11回
2022年11月8日
多和田葉子
第12回
2022年12月25日
森田睦(詩人・版画家)
「あえてクリスマスに 詩画による戦中戦後という時代」
第13回
2023年1月24日
児島宏子(エッセイスト・ロシア語翻訳家)
「チュブラーシカ」
第14回
2023年4月8日
河崎純(作曲家・コントラバス奏者・音楽詩劇研究所主宰)
「ユーラシアの歌と詩 21世紀の神謡集/ユーラシアオペラの創造をめぐって」
第15回
2023年5月6日
四方田犬彦(批評家・映画史家・詩人)
「パゾリーニ/グラムシ」
第16回
2023年5月22日
四元康祐(詩人)
「詩人のヨーロッパ体験」