風が吹き、日が暮れて 追憶・風景

日野研一郎 著

ながく鎌倉の内科医として地域の命を見守ってきた著者のフォトエッセイ。
鎌倉や東京、関西、故郷の隠岐島……抒情的な風景が置かれ、胸を焦がすように迫ってくる。風景の裏側には何があるのか。沈黙を破って、来し方のありか、郷愁を求めて、言葉が投げかけられている。

 

装丁 吉見嶺

 

■著者

日野研一郎(ひの・けんいちろう)
1948年島根県隠岐島で生まれ東京で育つ。1970年代に詩誌「あぽりあ」「あんかるわ」に参加し、1976年詩集『俳優』を刊行。その後医師となり、内科医として50年診療を続ける。鎌倉在住。

 

■目次

序詩 一枚の木の葉であり、一個の小石であり、ある物語のなかのひとりの老人である
Ⅰ 停車場へ続く道(鎌倉)
Ⅱ 古書店主の話(横浜)
Ⅲ かつてこの酒場の片隅で(東京)
Ⅳ 遠い風景(関西)
Ⅴ じっと見つめていると(拾遺)
あとがき

 

 

  • A5判変型/上製本/クロス装・カバー装/本文176頁
  • 3000円(本体価格・税別)
  • 2024年7月刊
  • ISBN978-4-89629-441-5 C0072