◎アフリカのインド洋に浮かぶマダガスカル島に惚れ込み、20数年通う情熱の写真家、堀内孝。彼がマダガスカルの人々の暮らしと風土、バオバブ等の自然について貴重な写真と文章で余すところなく語る。アフリカの民族、風習を知る好著。
◎写真家の人生がにじむ、絶好のマダガスカル讃歌!
◎マダガスカルの写真第1人者の著者がマダガスカルの民族、暮らし、自然を撮った魅力的な写真を満載。
◎巻末に、文化人類学者の森山工、深澤秀夫両氏の解説を収録。
■著者
堀内孝(ほりうち・たかし)
写真家。1963年宮城県生まれ。中央大学卒業。写真通信社をへて、写真家として独立。1990年よりマダガスカル島を訪れ、人々の暮らしと独自の進化を遂げた動植物を撮影。1997年からはマダガスカルからアジアへと連なる稲作や手仕事をテーマに、インドネシア、ラオス、ベトナム、フィリピン、中国などの撮影を行う。現在は故郷の宮城を拠点に、東北各地の四季折々の風景や人びとの暮らし、手仕事の撮影などにも取り組んでいる。
■目次
マダガスカル前夜/首都アンタナナリヴ/マダガスカル人/米と食事/タクシー・ブルース/バオバブ/秘境ツィンギー/呪術師トゥンバ/改葬儀礼ファマディハナ/絹布ランバメーナ/ザフィマニリ族/音楽/病気と父の死/割礼祭サンバチャ
堀内さんの写真が解き放つものについて(森山工)
堀内さんの笑わないマダガスカル人(深澤秀夫)
■書評
「図書新聞」2013年5月4日
「読売新聞」2013年5月5日
「毎日新聞」2013年8月18日
- B6判変型ソフトカバー/カラー写真2頁+168頁
- 1,200円(本体価格・税別)
- 2013年2月刊
- ISBN978-4-89629-246-6 C0395