近思学報・史料と研究 全4巻

近思文庫 編

■おもな内容

『近思学報・史料と研究 第1輯』木村晟博士古稀記念

増補新令字解(明治2年版)影印と索引

豊澤弘伸 明治期の重要な漢語辞書『増補新令字解』の影印と掲出語の五十音順索引。 教育エッセイ、木村晟「われら若き日に」は感動の半自叙伝的エッセイ。

 

『近思学報・史料と研究 第2輯』片山晴賢教授学術奨励記念

片山晴賢教授略歴・著作目録

第1部 論考編

「『増刊節用集』の原拠調査[1]」木村晟

「『日本一鑑』名彙「称呼」について[上]」片山晴賢

「「東麓破衲」は中国禪僧と推論す」萩原義雄

「小型国語辞典におけるスポーツ語の意味・意味記述とその変化について」清水泰生

「平安時代の終助詞「かし」の機能について(2)」奈部淑子

「訓読資料としての『玉塵抄』」服部龍太郎

「『温故知新書』所引の医学書」相澤貴之

「琉球語研究の新資料」」丁鋒

「綴字逆順排列語彙リストの作り方」谷本玲大

第2部 史料編

「禅林辞書に関はる資料群」木村晟

「聯句連歌の辞書に関はる資料群」木村晟・片山晴賢

 

『近思学報・史料と研究 第3輯』片山晴賢教授学術奨励記念

「祝賀の辞」木村晟・近藤良一

「頌辞」古瀬順一

「獻呈の辭」萩原義雄

片山晴賢教授略歴・著述目録

第1部 論考編

「『増刊節用集』の原拠調査[二]―辞書編纂過程を探るために―」木村晟

「金沢文庫本倶舎論音義について」西崎亨

「鈴木正三とその周辺(上)」近藤良一/谷本忠賢

「『玉塵抄』の訓注と『倭玉篇』〔一〕」服部龍太郎

「『温故知新書』の出典注記「東」をめぐって」相澤貴之

「「方言」の概念規定をめぐって―日本語方言学講義序論―」古瀬順一

「ゼッケン、ナンバーカード、背番号―辞書等の取り上げ方について―」清水泰生

「平仄押韻判定機の作成法―Excelを用いた場合―」谷本玲大

第2部 史料編

「『匠材集』翻字本文」木村晟・片山晴賢

『婦人寐寤艶簡集』影印

「『婦人寐寤艶簡集』解題」木村晟・相澤貴

 

『近思学報・史料と研究 第4輯』近藤良一先生古稀記念

「献呈の辞」木村晟・片山晴賢・相澤貴之

「無著道忠校訛『釋氏要覽 祖庭事苑 名義集』について」近藤良一

「鈴木正三とその周辺(下)」近藤良一・谷本忠賢

「『増刊節用集』の原拠調査[四]―辞書編纂過程を探るために―」木村晟

「幼児の語彙習得度―宮崎市内四歳児を中心として―」古瀬順一

「しほ」といふ文字「何篇ソ」―『壒嚢鈔』の注釈と現行の研究を通じて文字変容を探る―」萩原義雄

「何故、落語に『落ち』は必要であったか」佐藤雅仁(三遊亭貴楽)

「『温故知新書』中の『下学集』利用」相澤貴之

「『本則抄』について」木村晟

「『巨海代抄』の慣用表現「こそ……よ」について」木村晟

「原本『玉篇』残巻・空海『篆隷萬象名義』・宋修『玉篇』・『広韻』同字音切合輯(続)」」丁鋒

「中国語に於ける擬音語の表音法と表現法について」黄健民・符利民

「鹿地亘の反戦思想の淵源―上海時代を中心として―」井上桂子

「スポーツ実況中継についての覚書―陸上競技を通して―」清水泰生

 

  • A5判/上製本/本文297〜412頁
  • 第1輯 3,000円(本体価格・税別)
  • 第2輯 5,000円(本体価格・税別)
  • 第3輯 5,000円(本体価格・税別)
  • 第4輯 5,000円(本体価格・税別)
  • 2004年11月(第1輯)、2005年8月(第2輯)、2006年2月(第3輯)、2007年1月(第4輯)刊
  • ISBN4-89629-134-4 C3381(第1輯)
  • ISBN4-89629-147-6 C3381(第2輯)
  • ISBN4-89629-147-6 C3381(第3輯)
  • ISBN978-4-89629-172-8 C3381(第4輯)