聯句連歌の実作のための韻書が、韻の辞書の形態(韻目順)を採っていることは言うまでもない。要は、その韻書が実際の韻事に如何に役立つているかを究めることが、その韻書の特質を語る上で、極めて重要なことなのである。本書は、文明期半ば以降成立の聯句連歌の押韻の実際の在り様を、「十一韻」「十二韻」「十五韻」の韻字に徴して対照せしめた一覧。
- A5判/上製本/糸かがり/函入
- 3,000円(本体価格・税別)
- 2001年6月刊
- ISBN4-89629-053-4 C3381
- ※品切れ
大友信一 監修
木村晟 編輯
辜玉茹 編輯
聯句連歌の実作のための韻書が、韻の辞書の形態(韻目順)を採っていることは言うまでもない。要は、その韻書が実際の韻事に如何に役立つているかを究めることが、その韻書の特質を語る上で、極めて重要なことなのである。本書は、文明期半ば以降成立の聯句連歌の押韻の実際の在り様を、「十一韻」「十二韻」「十五韻」の韻字に徴して対照せしめた一覧。