『ボール表紙本と明治の日本語』
ボール表紙本と明治の日本語
今野真二
四六判/ソフトカバー/本文280頁/カラー口絵4頁
3,000円(本体価格・税別)
  ISBN978-4-89629-258-9 C3081
 
 
・・・書評
■本書の内容
ボール表紙本に表わされた明治の日本語を観察する。
ボール表紙本とは何か? 和装本から洋装本にきりかわっていく時期の過渡的な本のかたちで、内容は実録小説、人情小説、伝記、翻訳本、「刑法」といった法令書まで多彩なジャンルにわたっている。そのボール表紙本の日本語のありかた(音声・音韻、語彙、表記など)はきわめて多様的である。ボール表紙本をとおして見えてくる明治の日本語。巻末に詳細な「ボール表紙本書誌データ」を収録。

「『坊っちゃん』が明治三十九年に発表されていることからすれば、漱石の作品をかたちづくる言語は(そのままとらえれば)明治の後半の日本語ということになり、それに先立つ明治二十年頃の日本語のありかたを窺う資料群として、ボール表紙本のもつ価値は高いと考える。」(本書より)
■著者紹介
今野真二◎こんのしんじ
1958年、神奈川県鎌倉市生まれ。高知大学助教授を経て、清泉女子大学文学部教授。日本語学専攻。早稲田大学大学院博士課程後期退学。著書に『文献日本語学』『漢語辞書論攷』(共に港の人)、『仮名表記論攷』(清文堂出版・第30回金田一京助博士記念賞受賞)、『文献から読み解く日本語の歴史【鳥瞰虫瞰】』『消された漱石 明治の日本語の探し方』(以上、笠間書院)、『振仮名の歴史』(集英社新書)、『大山祇神社連歌の国語学的研究』『書かれたことば』『二つのテキスト(上・下)』(以上、清文堂出版)などがある。
HOME刊行書籍一覧|ボール表紙本と明治の日本語|

図書出版・編集企画
港の人(みなとのひと:minato-no-hito)
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-11-49・phone: 0467(60)1374・fAX: 0467(60)1375