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『非漢字圏留学生のための日本語学校の誕生』
本書の詳細

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■特色
1・ 「日本語教科書」の復刻、研究書によって、今日の日本語教育の出発点を探る
  今日の日本語教育の出発点というべき、戦時体制下の国際学友会の日本語教育事業を、当時の「日本語教科書」(全7冊)と、長年の綿密な調査と分析をまとめた研究書によって明らかにする。
2・ 松村明氏、金田一春彦氏など「歴史的な証言」を収録
  当時、国際学友会に務めた松村明氏、金田一春彦氏、実際に学んだタイのサワン・チャレンポン氏など、「歴史的な証言」を研究書に収録。彼らの貴重な声が、国際学友会の実像を立体的に浮き彫りにする。
3・ 当時の国際交流を活写した「資料 国際学友会の日本語学習者」は貴重なデータ
  「資料 国際学友会の日本語学習者」(研究書)は、現在判明する当時の国際学友会に通学した学生の詳細なデータ。そこに記された国籍(地域)はアメリカ、イギリス、ブラジル、タイ、フィリピン、ビルマ、インドなど国際色豊かに彩られ、国際学友会の日本語教育事業がめざした国際文化交流の姿が活写されている。
4・ 国際社会での日本語のありかたを考えるための必読文献
  21世紀の国際交流、あるいは日本語教育を実り豊かに育てるために、いまこそ日本語教育史を真正面からとらえる必要がある。これまで見過ごされてきた、戦時体制下の国際学友会が努めた先駆的な役割を知り、これからの国際社会での日本語のありかたを考える。この研究書と復刻資料がひろく活用されることを願いたい。

■研究書『非漢字圏留学生のための日本語学校の誕生』内容
はじめに
第1部 戦時体制下の国際学友会における日本語教育事業の展開
 第1章「国際文化事業」としての国際学友会の設立と日本語教育
 第2章 草創期の日本語教室(1936年2月ー1938年度)
 第3章 日本語教育部時代(1939年度ー1942年度)
 第4章 国際学友会日本語学校(1943年度ー1945年)
 第5章 国際学友会にとっての敗戦
第2部 国際学友会による日本語学習教材(1940ー1943)
 第1章 国際学友会『日本語教科書 基礎編・巻1ー5』(1940ー1943)の考察
 第2章 国際学友会『重要五百漢字とその熟字』(1941)
第3部 戦時体制下の国際学友会関係者に対する聞き取り調査
 戦時体制下の国際学友会の日本語教師:中村(旧姓永鳥)愛子/後藤(旧姓大島)優美/松村明/水野清/村田重次
 戦時体制下の国際学友会の語彙調査室嘱託(東亜学校教師):金田一春彦
 戦時体制下の国際学友会で学んだ学習者:サワン・チャレンポン
おわりにー日本語教育にとっての敗戦
資料 国際学友会の日本語学習者(1945年まで:国際学友会学籍簿より)

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