header
書評『神西清文藝譜』

戻る
『神西清文藝譜』
石内徹
四六変型判/上製本/糸かがり/カバー装/本文192頁
3,400円(本体価格・税別)※在庫僅少
  ISBN4-89629-015-1 C0095

1998年9月29日/神奈川新聞
神奈川の本
 一九五七年、五十三歳の短い生涯を閉じた神西清は多才な文芸家である。チェーホフ、ドストエフスキーのロシア文学の翻訳家として盛名をはせたが、小説、評論、戯曲、詩、短歌と多方面にわたり、堀辰雄とのその死まで続く親密な交友関係は有名だ。一九三四年以来鎌倉に住み、鎌倉アカデミアに参加するなど神奈川県との関係も深い。
 しかし、彼についての評伝や評論はなぜかこれまでになく、これが最初の本格的な「神西清論」となった。
 長年、神西清に傾倒してきた著者(清和女子短大専任講師)らしく、小説家・神西清にスポットを当てた第一部の評伝「文人・神西清抄」にしても、出自から両親のことなど念入りに掘り起こしている。担当編集者・徳永朝子氏からの聞き書きも貴重で、彼の「老人趣味」「人妻趣味」などのほほ笑ましい側面を紹介している。

 
HOME刊行書籍一覧神西清文藝譜|書評 神西清文藝譜|

図書出版・編集企画
港の人(みなとのひと:minato-no-hito)
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-11-49・phone: 0467(60)1374・fAX: 0467(60)1375