header
『下学集・節用集研究』
第1輯  
下学集・節用集研究(日本語辞書研究別刊1)全3輯
木村晟
A5判/上製本/糸かがり/函入/本文287頁
9,000円(本体価格・税別)
  ISBN4-89629-118-2 C3381
第2輯  
下学集・節用集研究(日本語辞書研究別刊1)全3輯
木村晟
A5判/上製本/糸かがり/函入/本文277頁
9,000円(本体価格・税別)
  ISBN4-89629-131-X C3381
第3輯  
下学集・節用集研究(日本語辞書研究別刊1)全3輯
木村晟
A5判/上製本/糸かがり/函入/本文288頁
9,000円(本体価格・税別)
  ISBN4-89629-144-1 C3381
■刊行にさいして・・・・・木村 晟
 室町時代の三大辞書の中で、『下学集』と『節用集』とは共通した編纂意図に基づいて成立してゐる。従つて同じ辞書史の潮流の中で汲むことのできるものである。共に「語書」「百科全書」「韻事に資する書」等の多用途に供せられる汎用性を有しつつも、特に「韻事」に資すべき性格の濃密な辞書なのである。畢竟室町前期から後期にかけての詩聯・聯句連歌の漸次盛行し行く時代に伴なつて成立し生成して行つた辞書類であると規定することができる。この『下学集』『節用集』中に内包する典籍群を精査することから、その辞書の特徴を見出し、辞書史上の座標を見定めたい。
 また、『節用集』諸本中で、『広本節用集』は古本系『下学集』を最も多く受容する所以をもつて、『下学集』と同じ辞書史の潮流の中に『広本節用集』を捉へようと試みる。かつ『広本節用集』は全て五八五丁もの大冊である。この上ない内容の充実振りを示す書であり、実に瞠目させられる。そこで先づはその典拠調査に着手することにした。その結果、本輯に掲載すべき、ほぼ網羅的に近い『下学集』享受の実態を把握した。
 而かるに『節用集』の源流の一つである『下学集』の典拠調査が十分になされてゐるとは言ひ難い情況にある。これに気付いた吾人は近思文庫の片山晴賢事務局長と共同で、『下学集』の漢籍典拠群の調査に着手し、その実態を解明したいと考へた。斯くてその委細の一部を本輯に掲載する所以である。
HOME刊行書籍一覧|下学集・節用集研究|

図書出版・編集企画
港の人(みなとのひと:minato-no-hito)
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜3-11-49・phone: 0467(60)1374・fAX: 0467(60)1375